コロナ禍で負担増大… 介護職員向けのメンタル相談窓口を開設 厚労省

コロナ禍で負担増大… 介護職員向けのメンタル相談窓口を開設 厚労省コロナ禍で負担増大… 介護職員向けのメンタル相談窓口を開設 厚労省

介護保険最新情報Vol.914

新型コロナウイルスに対応する介護職員をサポートしようと、厚生労働省は今月から無料のメンタルヘルス相談窓口の運用を開始した。【北村俊輔】

「もし感染してしまったらどうしよう」「自分が媒介となって利用者や家族が感染してしまうかもしれない」

介護職員はそうした不安を感じながら日々の業務にあたっている。プライベートの時間でも相応の自制を求められており、息抜きすら満足にできない今の状況がいつまで続くかも分からない。

厚労省は相談窓口で、心身に重い負担がかかっている介護職員を支援したいという。介護保険最新情報のVol.914で広く周知している。

相談は電話で、あるいは特設サイトからWebで受け付けている。電話の場合は土日、祝日を除く平日の10時〜17時まで。施設・事業所の管理者などが、職員のメンタルヘルスを維持するための取り組みについて尋ねることもできる。

介護職員向けの相談窓口は、全国老人福祉施設協議会や全国老人保健施設協会など事業者団体も開設済みだ。例えば、老施協の「JSここメン」はLINEのチャットにも対応。気分の落ち込みやモチベーションの低下、職場の人間関係、体調面の不安などの相談に専門家が幅広く応じている。

提供元:介護のニュースサイトJoint

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