来年度の介護報酬改定に向けた協議を進めてきた審議会の18日の会合 − 。厚生労働省は4月から適用する報酬・加算の新たな単位数を公表した。【北村俊輔】
居宅介護支援に新設する利用者の通院に同行するケアマネジャーへの評価は、「通院時情報連携加算」と名付けた。50単位/月。利用者1人あたり月1回の算定を限度とした。診察の場に同席し、利用者の心身の状況や生活環境など必要な情報を医師へ伝えること、医師から受けた情報をケアプランに記録することなどを算定要件としている。
厚労省はこの新たなインセンティブを、医療と介護の連携の強化、ケアマネジメントの質の向上につなげたい考え。居宅介護支援事業所の経営の安定化に役立ててもらう、という狙いもある。算定要件の詳細や留意点などは年度末に示す。
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