新年度のコロナワクチン接種、介護施設は5月8日から前倒しで開始 厚労省通知

予定通り今からおよそ1ヵ月後にスタートする形。全国の自治体に十分な支援を、介護現場に必要な協力を呼びかけている。【Joint編集部】

厚生労働省は4日、高齢者施設などの入所者、職員の新型コロナウイルスワクチン接種について、新年度のスケジュールを通知した。

広く一般を対象とする9月からの追加接種に先駆けて、5月8日から前倒しで追加接種を開始する。対象となるのは希望者のうち、

○ 重症化リスクが高い65歳以上の高齢者

○ 基礎疾患を有する人

○ その他、重症化リスクが高いと医師が認めた人

○ 重症化リスクが高い多くの人にサービスを提供する医療機関、高齢者施設、障害者施設などの職員

としている。

新年度は引き続き無料。使用されるのは、オミクロン株対応2価ワクチンが基本となる。とるべき接種間隔は前回から少なくとも3ヵ月。

広く一般を対象とする9月からの追加接種の際も、国は高齢者らに更なる追加接種を促していく方針。厚労省は開始時期について、「具体的な日程はこれから示す」と説明している。65歳以上の高齢者や基礎疾患を有する人などでない場合、新年度の2回の追加接種はいずれも、予防接種法の接種勧奨や努力義務の規定は適用されない。

提供元:介護のニュースサイトJoint

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