新しい年を迎えるお正月は、昔から盛大にお祝いされる1年のなかでもっとも大きな行事です。そのため、正月飾りや鏡餅、おせちなど今でもいろいろな習慣が残っています。
そこで、1月はお正月にちなんだ、おめでたいクイズを用意しました。寒い冬の日は、暖房のきいた自宅や介護施設で、高齢者の脳トレにもなるクイズに挑戦してみてはいかがでしょうか。
お正月にまつわる問題だっポ。選択肢のなかから正しい答えを選んでね。
それぞれの文は、お正月にまつわる物事を表しています。次の囲みの中から選んで答えましょう。
(1)1月1日の朝に昇る太陽のこと。日の出を拝み、1年の幸せを願います。
(2)新年のあいさつに出向く代わりに書くものです。
(3)1年の最初の日。
(4)年神様にお供えした餅を、子どもたちに分け与えたことが始まりといわれています。小さなご祝儀袋に入れて渡します。
(5)年神様をお迎えするための目印。時代や地域によって形はさまざまです。
(6)しめ縄に縁起ものを飾り付けたもので、厄を払う意味があります。
(7)昔から鏡は、神様が宿るものとされていました。鏡のように丸く作った餅を、年神様へお供えするものです。
(8)新年に初めて神社やお寺にお参りすること。
(9)もともとは、豊作を占う道具として使われていました。今では、お正月の風物詩として多くの人に楽しまれています。
(10)元日から2日の夜にかけてみる夢のこと。縁起が良い夢は、「一富士、二鷹、三茄子」といわれています。
(11)「羽をつき厄を払う」との意味をもちます。江戸時代では、女の子の成長を願う贈り物でした。
(12)もともとは、年神様へのお供え物や餅を一緒に煮たものでした。神様と同じものを口にすることで力がつくと考えられ、地域によって入れる具材はさまざまです。
(13)コレを被った踊りには、悪魔払いの意味があります。日本各地にいろいろな形があり、多くの子どもたちを怖がらせています。
(14)願い事を書いて神社やお寺に捧げる小さな板。昔は、生きた馬を捧げていたため、その名残だといわれています。
(15)サイコロを使った遊びです。日本では、江戸時代から始まったといわれています。
(16)元日の朝に初めてくむ水のこと。
(1)初日の出
(2)年賀状
(3)元日
(4)お年玉
(5)門松
(6)しめ飾り
(7)鏡餅
(8)初詣
(9)凧
(10)初夢
(11)羽子板
(12)お雑煮
(13)獅子舞
(14)絵馬
(15)すごろく
(16)若水
今まで当たり前のように行ってきたお正月の行事などには、ひとつひとつ意味があったのですね。時代が変わっても引き継がれてきた習わしは、高齢者との会話のタネになります。
「〇〇さんはどのようなお正月を過ごしていたのですか?」など、会話をしながらクイズを楽しんでください。
お正月クイズは無料でプリントもできるっポ。画像をクリックして印刷してね。
<参考>
「和」の行事えほん2 秋と冬の巻(あすなろ書房・高野紀子)
著者:柴田 まみ
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