かわいくてデザインも選べる看護師の制服。一方、介護士の制服はというと……かわいくないばかりか、あまりの機能性の悪さに職員からブーイングが出るほど。
看護師との制服格差にもうガッカリ……。
私が働く精神科病院では、看護師と介護士(看護補助)にそれぞれ別の制服があります。
患者さまやご家族が一目でわかるように、といった理由だと思うのですが、制服のクオリティに差がありすぎて残念なことに。それは差別ではないかと思うほど……(泣)。
勤務先の制服は5年ごとにモデルチェンジ。変更の時期になると、いくつかの制服で人気投票します。
たくさんの制服から選べるので、同僚たちとワイワイ楽しみながら試着をしたりカタログをチェックしたり。
なのに決定した制服はというと……。
看護師の制服は、機能性に優れてデザインもかわいく、人気投票の結果だな、と納得できます。
問題は介護士の制服。
介護士の制服はなぜか誰も選んでいなかったタイプに決まります。人気投票とは口ばかりで、介護士分の予算はケチってるんだと介護職員からはブーイングの嵐です。
現在の介護士の制服はダボっとしたデザイン。岩盤浴着をイメージしてもらえれば、当たらずといえども遠からずです。
岩盤浴着のようなのにびっくりするほど吸水性が悪く、汗が背中を流れていくのはとてもイヤな感じです。
冬は寒いし夏は気持ち悪いのでインナーは必須。通気性も悪いので暑くて蒸れます。
しかもプルオーバータイプなのに伸縮性がない(笑)。着替えのたびに一苦労で、帰る前にもう一汗かいてしまいます。
ウチの病院の介護士が集まると、とめどなく文句が溢れます。
しいてメリットをあげるなら……。
次のモデルチェンジまであと4年。
4年間この制服かと思うとがっかりですが、次はシンプルでいいので動きやすいTシャツやポロシャツにしてほしいと思います。
漫画・コラム:きやゆか
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