福岡市を中心に福岡県一円の老人ホームを紹介する、ルリエ株式会社の老人ホーム紹介事業部『アールオプティカル』。「ご縁つなぎ」をキャッチコピーに、ご本人(ご家族)+介護施設+アールオプティカル紹介事業部(ルリエ株式会社)の三方よしを目標に支援しています。
施設紹介コーディネーターの橋本京子さん、広山美桜さんのおふたりにお話を伺うと、温かい人柄や、ご家族のように親身に相談に乗る姿勢が伝わってきました。
<施設紹介コーディネーター 橋本京子さん>
――老人ホームの紹介業『アールオプティカル』を始めたきっかけを教えていただけますか。
橋本さん:医療業界での営業職を経験した中で、思うところがありアロマの勉強を始めました。その中で「メディカルアロマ」の存在を知りました。メディカルアロマには体の不調を軽減させる働きがあり、緩和ケア、腰痛、骨折、精神疾患など、さまざまな状態にアプローチできます。
個人でメディカルアロマの知識を高める取り組みをする中で、高齢者との関わりが増え、在宅介護が難しい高齢の方とのご縁もありました。
また、在宅や介護現場では当事者のご家族様より将来の安心した生活の場を探したいなどの相談が多くありました。在宅介護の限界を感じたとの声も多く聞かれ、老人ホームの必要性を考える人が増えてきたこともあり、今の自分にできることはないか?と考えているタイミングで、老人ホームの紹介事業の仕事に出会いました。
――メディカルアロマがきっかけだったのですね。実際に老人ホームの紹介業を始めてからは、どのような思いでご相談者と接しているのでしょうか。
橋本さん:老人ホームの紹介業はその方の人生に関わる仕事です。ご相談いただくご家族を自分に置き換え、「自分だったらどうしてほしいのか」と考えるようにしています。
私たちを信頼してご相談いただいた方との出会いは、大切なご縁だと思っています。そのためにもベストをつくし、最後までしっかりフォローさせていただきます。
<施設紹介コーディネーター 広山美桜さん>
――老人ホーム探しのご相談をするときは、ご相談者と直接会ってお話を聞くのでしょうか。
広山さん:ご家族へのヒアリングはとても大事ですので、直接お会いしてお話を聞くことをポリシーとしています。
老人ホームを支援する際に、ご家族様との直接の面談や見学同行をしないといった業者さんもいると聞きますが、当社では私たちが出向いて対面でお話をお伺いするか、事務所までお越しいただきます。
当社では、医療機関からのご相談を多くいただきます。その際に「対象者様の情報をファックスで御社にお送りしましょうか?」と言われることも多いですが、必ず担当ソ-シャルワーカーさんと直接お会いして、身体状況やご本人様についての情報を伺うようにしています。
また、ご家族様とも別日で面談させていただきます。ご本人様の性格、趣味などの情報を細かく伺い、支援先の施設選定の参考にしています。
――直接お会いしたあとは、老人ホームの見学ですね。見学時には同行いただけるそうですが、どのようなアドバイスやサポートをしていただけますか?
広山さん:ご相談いただいた方には最初に、老人ホームの種類や概要、そして施設探しからホーム入居までの流れ、施設見学時に必要なQ&Aを掲載した冊子をお渡しして、老人ホームの種類やお探しする際のポイント、掛かる費用と流れをご説明しています。
施設を見学する際には、清潔感、スタッフの案内・説明の仕方、ちゃんと顔を合わせて挨拶しているか、スタッフや利用者さんに笑顔はあるかなどをチェックするといいですね。
施設には見学前にご本人の情報シートをお渡ししておきます。ご本人の状態やご家族の要望に沿った案内をしていただくためです。もちろん、お渡しする個人情報は、個人情報保護法を遵守し、ご本人やご家族に許可をいただいた上でお渡ししています。
見学の際にはご家族様の目線に立ち、施設さんへ質問したり、補足などをお話させていただくこともあります。
ご家族が一番知りたいことは、ご本人の施設内での一日を通した生活の内容です。朝起きてから就寝までの間はどのような生活を送るのか、夜間帯の体制はどうなっているのか、食事の内容や、レクリエーションの内容、面会の頻度や外出・外泊の条件などです。
ご本人様やご家族様と十分な情報収集をさせていただき、ミスマッチが出ないよう心掛けています。
――ご本人が入居したら、ご相談者との関係は終わりになるのでしょうか。
橋本さん:ご入居後もフォローしています。ご家族は施設に対して相談したいことや要望があっても、遠慮されて言われないことが多いです。入居しているご本人の利益を心配されるようです。
「気になることがありましたら、どんな些細な事ことでもお気軽にご連絡下さい」とお伝えしています。入居後であっても、ご家族様のご要望や、施設様の状況も確認した上で、安心して暮らしていただくために、代理で施設様とお話させていただくこともあります。
また、ご入居後に状態が変化する場合もあり得るため、状況によっては住み替えも視野に入れて最後までご家族様と一緒に対応させていただきます。
<アールオプティカル事務所>
――ご相談に費用はかかるのでしょうか?
橋本さん:ご本人様が老人ホームにご入居するまでの支援において、施設入居に関わることは、すべてお手伝いさせていただきます。入居に関わる手続きや引越しなどは、ご家族様と協力しながら進めます。
ご要望に沿って、引越し、遺品整理、不動産などは信頼のある専⾨業者にお繋ぎします。
――老人ホームを探すときには、どのような点を重視されていますか?
広山さん:老人ホームに対してはご家族の希望もあると思いますが、実際に生活するのはご本人です。
ご本人は老人ホームでどのような生活を望まれているのか? 身体的にどのようなケアが必要なのか? これがもっとも大事になると考えています。
例えば、リハビリを重視したい、デイサービスに通いたい、自分のペースでゆっくり過ごしたいなど、ご本人にとって必要な条件を優先した上で、次にご家族の通いやすさなどを考えるといいと思います。
私たちはご本人と施設のミスマッチが起きないように、ご家族への事前のヒアリングをとても大事にしています。
ご本人の性格、趣味や特技、現役のときはどのようなお仕事をされていたのか、可能な限りの情報を伺い、施設さんとも共有します。これにより、ご入居後にご本人様と施設のスタッフさんとの距離を早い時期に少しでも縮めることにつながり、早く施設に馴染むことができると思います。
施設をご紹介する前に、ご本人の情報を収集することが、より良い施設選びに必須だと思います。
――老人ホーム探しで一般の方が失敗しがちな点があれば教えてください。
橋本さん:失敗しがちな点で一番多いのは、知人から聞いたという口コミです。「友人が入っている施設がいい」「親しくしているご近所さんがいい施設だと言っていた」などとおっしゃる方も多いのですが、身体の状態やその方に必要なサービスの内容は人それぞれで違います。
もちろん、「お友達が入居しているから私も…」で問題ないケースもあります。
比較的元気な方、麻痺のある方、認知症のある方、医療ケアが必要な方など、老人ホームを検討されている方の身体状態は人それぞれです。ご本人の状態に合わせた老人ホームを選択することが大切です。
また、インターネットやテレビコマーシャル、新聞広告などの情報だけでは、その施設のすべてを理解するのは困難と思われます。
一般の方だけでの老人ホーム探しは情報が多すぎるため、とても大変です。私たちは福岡市を中心に福岡県一円での地元密着の強みを生かし、ご本人様やご家族様のご要望にあった施設探しをしています。どんな些細なことでもご相談いただければと思います。
――将来の目標はありますか?
橋本さん:資産をお持ちでご予算に多少余裕のある方であれば、幅広く施設選びもできますが、ほとんどの方は、年金収入やご家族のご支援などで検討されています。また、社会保障制度を利用して検討される方も多いです。
独居世帯が増えて、軽介助レベルで近所でもコミュニティの場を作れない方も多く、そのような方を対象とする施設が少ないのは事実です。
できるなら、独居生活の方などがコミュニティを作れる場所の環境整備に携わりたいと考えていますが、今は、多くの医療機関の医療ソーシャルワーカーさんやケアマネジャーさん、施設さんなど、福祉業界の皆様に信頼していただく、そして必要とされる紹介業者を目標にがんばります。
インターネットやSNSが発達して人と人との関りが薄れている世の中ですが、私たちは「出会った方とのご縁」と「地域に根差すこと」をとても大切にしています。自分の家族だったらこうしてほしいという思いを大切に、ご支援する対象者(家族)、施設さんと私たちのご縁を福岡県でつないでいきたいと思っています。
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