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失敗は花粉のせい…?高齢者に心配されたヘルパーのしくじり【介護漫画】

失敗は花粉のせい…?高齢者に心配されたヘルパーのしくじり【介護漫画】失敗は花粉のせい…?高齢者に心配されたヘルパーのしくじり【介護漫画】

暖かく過ごしやすい春も、花粉症の人にとっては地獄の季節……。
それはヘルパーにとっても同様でした。

「すみません、花粉症で…」

介護漫画/花粉症のヘルパー1

介護漫画/花粉症のヘルパー2

気温が上がり、次第に春めいてきました。
暖かくなるにつれ、訪問介護の利用者さんから「衣替えを手伝って」「こたつ布団を圧縮するから一緒にやって」などと頼まれることが増えました。

冷えに弱い高齢者にとって、春はありがたい季節。痛む関節にカイロを貼ったりサポーターを巻いたりする必要がなくなり、重ね着などの防寒対策もしなくてよくなるからです。
暖かいと外出しやすく、散歩によって運動機能が上がるなど、うれしいことが満載の季節といえます。

しかし、春は花粉症の季節……。私も花粉症なので、ヒノキ花粉が飛散し出してから6月くらいまでは、花粉症の症状に悩まされます。

目がグシュッと潤んで視界が悪くなり、もともと目が悪いのにさらに悪くなります。そして、鼻水・くしゃみが止まらなくなるなど、花粉の時期が終わるまでは毎日ずっとこの調子です。

市販薬で症状を緩和させるのですが、副作用で眠くなるからか、集中力を欠いて仕事に支障が出てしまいます。
例えば、利用者さん宅の玄関先でつまずいたり、買い物介助で頼まれたものを1つ忘れたり、お風呂で間違えてシャワーを出してしまい、頭からお湯をかぶってしまったり……。
情けない話ですが、利用者さんにも「大丈夫?」「最近変よ?」と心配されてしまいます。

しかし、「花粉のせいなので大丈夫ですよ」と伝えても、「花粉?ほんとに飛んでるのね」と、なかなか実感してもらえません。
というのも、高齢になるとアレルギー反応が弱まることが多く、花粉症の症状が出にくいようです。

早く花粉の季節が終わって欲しいと願いながら、今日も抗アレルギー薬を飲んで出勤します。

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漫画・コラム:藤木 なみき

著者の画像

漫画・コラム:藤木 なみき

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介護福祉士、福祉住環境コーディネーター2級、認知症介護実践者研修修了、介護予防運動指導員、ビューティータッチセラピスト
2003年より出産・育児をしながら介護職員として働く。訪問介護、デイサービス、デイケア、グループホーム、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅など、これまで多数の居宅サービス、施設サービスを経験。現在はホームヘルパーとして働きながら、さまざまな職場での実体験をもとに介護関連のイラストや漫画を作成する。

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