力仕事の多い介護職はよく汗をかきます。介護の現場で働く介護職はどんなニオイ対策をしているのでしょうか。人との距離が近い仕事だけに体臭は気になるところですが……。
体力勝負の介護職はよく汗をかきます。移乗、オムツ交換、入浴介助などなど……そのたびに汗が吹き出るのですが、高齢の方は寒がるので室温を低くすることもできず、職員は汗だくでがんばっています。
そうすると気になるのは臭い。汗が乾くと、自分がクサい! ふとしたときに体臭が鼻につき、気分も落ち込みます。利用者さんと密着する場面も多く、臭わないかと心配になってしまいます。
制汗剤とボディシートはいつでもかかさずロッカーに入れていますが、勤務中はこまめに拭ける状況でもありません。でも、汗をかいてしまったらできるだけ早く拭かないと、臭いがさらにきつくなる気がします。
体臭を香りでごまかしたいのですが、香水は禁止。少しでも香りをつけたいので、体臭に合ったいい香りの制汗剤を見つけることも欠かせません。職員同士での情報交換がけっこう大切です。
香り強めの柔軟剤でいつもいい香りの職員もいましたが、一部の利用者さんには不評で「あなたは臭いからキライ」とはっきり言われていました。一度そう思われてしまうと、イメージからかなかなかその職員は受け入れてもらえません。介入拒否が続いてしまい、業務に支障がでるし嫌がられるしで、だいぶ落ち込んでいました。
今は速乾・防臭をうたったインナーが必需品です。しっかり脇汗も吸ってくれる袖丈5~7分のものが人気です。夏場はさらっと涼しさが感じられ、冬場には防寒もでき、一年中使えるのでオススメです。
漫画・コラム:きやゆか
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