突然倒れた母親の緊急手術は無事に成功しました。
しかし父親も入院中で、手続きのために動けるのは息子のみ。立て続けのカンファレンスや各所への報告など、やることは山積みです。
突然倒れたまま救急車で運ばれ、くも膜下出血と診断された母。
手術後はそのまま入院することになり、看護師さんに今後について教えていただきました。
まずすぐに必要だったのがCSセット。タオルや紙おむつ、日用品などがセットになったものをCSセットといいますが、この場で初めて聞きました。
病院に用意してもらうこともできますが、日割りにするとなかなかのお値段だったのでまずはコンビニで買うことに。
その病院には1階にコンビニが併設されていたので、直近で必要なおむつ、パッド、タオルなどを買って看護師さんに渡しました。
その後も自分たちで用意することで、費用的な負担をだいぶ減らせたと思います。
一通りの説明を受けたあとは、一旦帰宅して母の入院について各所に連絡することに。当時はコロナ禍で病室に入ることも面会することもできなかったためです。
母が倒れたとの連絡、緊急手術、看護師さんからのさまざまな説明……それから各所への連絡だったので、頭が状況に追いつけずに気疲れしていました。
会社には有給消化の連絡、同県の親戚へ母の容態の報告、お騒がせしたご近所さんへのお礼、どこまで連絡すればいいのか判断に困りました。
「何かあったときにここには連絡しておいて」などの話し合いが家族の間でできていれば、もっとスムーズだったのかもしれません。
翌日からは、執刀医、地域包括課、看護師、リハビリ科、連日入れ替わり立ち替わりでカンファレンスに参加することになりました。
カンファレンス(情報共有の場)、PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、ST(言語療法士)……慣れない用語や情報量の多さに頭が爆発するかと思いました。
わからない用語はググって確認していましたが、それでもわからないことだらけだったので、カンファレンス中には冗談抜きで1分ごとに質問していたと思います。
このときほど「専門知識が少しでもあれば」と思ったことはありません。
漫画・コラム:やまデザイン
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