科学的介護のLIFEは新年度に新システムへ移行する。その一部機能の稼働がいよいよ今月22日から始まる。【Joint編集部】
厚生労働省は18日に介護保険最新情報のVol.1253を発出。新システムのURLを公表するとともに、22日の午前9時頃から稼働するとアナウンスした。
あわせて、新システムの操作マニュアルやFAQ(よくある質問)を掲載するページも周知。LIFEの「導入ガイド」や「移行ガイド」などもこのページに公開するとした。
厚労省がLIFEのシステムを更新するのは、機能の改善や使い勝手の向上などが狙い。現行のシステムは8月1日をもって役目を終え、サービス終了となる。
新システムは今月22日から7月31日まで、利用者情報とADL維持等情報のみ登録可能。本格稼働は8月1日からで、新年度の介護報酬改定に対応した様式の情報登録などもそこからできるようになる。
新システムへの移行に伴い、事業者も一定の登録手続き、切り替え作業などを実施する必要がある。厚労省は昨年度末の3月15日に、こうした手続き・作業や留意点、移行スケジュールなどを説明する通知を出していた。
今回の通知では、新システムに関する質問を受け付けるヘルプデスクも紹介。登録手続きなどにIDやパスワードが必要となる電子請求受付システムについても、問い合わせ用の窓口を周知した。
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