入職したての介護職が“呼び名”で混乱!どの名前がホントなの…?泣【漫画】

入職したての介護士がまず言われたのは「患者さんと職員の名前を覚えること!」。
たくさんの患者さんと職員の名前を覚えようとメモをとりますが、同じ職員がなぜか違う呼ばれ方……混乱の理由とは?

佐藤さん?佐々木さん?桜井さん?

患者さんの中には、職員をオリジナルの名前で呼ぶ方がいます。
昔の知り合いに似ているとか、芸能人のあの人に似ているとか……あだ名ではなく患者さんの中ではすっかりその「誰か」になっているようです。

そのおかげで入職したての頃はだいぶ苦労した記憶があります。職員30名・患者さん60名の顔と名前が一致しないと仕事になりません。

最初の1週間はまず業務より名前を覚えようと、患者さんとコミュニケーションをとって過ごしました。
よくお話をしてくれる患者さんの名前はすぐ覚えられるのですが、あまりお部屋から出ない人や静かな患者さんはなかなか覚えられず……。

でもそれよりも職員の名前を覚えるのが大変でした。出勤者はいつも10人くらいですが、名前だけ聞くと20人以上はいるんです。

あの患者さんが呼んでいる〇〇さんは、この患者さんの言う△△さんで、本当は□□さん……新人の頃の私はそれだけでもうヘトヘト。
しばらくするとすっかり慣れ、患者さんに「〇〇さんに渡して」と言われたものを、ちゃんと□□さんに渡すこともできるようになりました。

今では私自身もいろいろな名前で呼ばれるように。「ちょっと、めぐちゃん!」と言われれば、顔を見なくても誰に呼ばれたのかがわかって意外と便利なのかもしれません(笑)。

この記事をシェアする

漫画・コラム:きやゆか

介護福祉士
精神科病院に勤務する介護士。看護補助として働く。自己研鑽の院内研修を終了し、その後介護福祉士を取得。勤続10年を迎えてベテラン域に入り、責任のある立場に押し上げられ新人指導にもあたるが苦戦する毎日。家では夫と2人の息子、犬の世話に追われ、合間にイラストや漫画を作成する毎日を送る。

ハートページナビは、介護保険・介護サービス事業者情報誌「ハートページ」のWebサイトです。
ハートページ誌は、全国約70市区・約100万部を発行する業界最大級の介護情報誌。20年を超える歴史(2001年創刊)、カバーするエリアの広さ、発行部数、各自治体や連絡協議会と連携し制作された信頼性の高さで、介護に関わるみなさまより高い評価を得ています。
ハートページナビでは、介護情報を専門に扱うサイトとして、介護に関わる皆さまに必要な情報、役立つ情報などを掲載しています。

おすすめコンテンツ

メニューを閉じる