夜勤のドタバタには理由があった?介護職が憂鬱になるある“ジンクス”とは【漫画】

介護職の夜勤は、何事もない平和な日がある一方で、立て続けに事件が起こることも。
ドタバタの多い夜勤には、たいていあるジンクスがあることに気付きました。

「え~と、来月の夜勤は…?」

一種のジンクスなのでしょうか?
看護師のひとり「斉藤さん(仮名)」と夜勤のペアになると、毎回のようにドタバタしているような気がします。

患者さんはよく警察や消防に電話をしてしまうのですが、たいていは電話を替わって説明すれば終わります。

でも斉藤さんと一緒のときに限って、何度か警察官が病院まで話を聞きに来たことがありました。
患者さんは警察官に直接話を聞いてもらうと安心するようなのでメリットもあるのですが、4~5人の警察官に囲まれるとちょっと緊張……。

怪我や急変もたびたびあって、ひどい怪我のときなどは系列の外科病院に搬送することになります。
ドクターを呼んで診察・応急処置をしてもらい、他病棟から応援のスタッフを呼び、看護長に報告、騒ぎで起きてしまった患者さんのフォローも……ひと段落つくともうぐったりです。

消灯前の人員確認で患者さんがひとりいなくなっていたことも。幸い病院外には出ておらず、実際は探し回るほどではなかったのですが、「肝が冷える」を実感しました。

同じ職員とペアになることはそう何回もあるわけではないのですが、ちょっとした事件があると記憶に残ってしまうものです。
斉藤さんと一緒の夜勤は毎回大変な印象があってちょっと億劫ですが、斉藤さんも私との夜勤は嫌だと思っているんでしょうね(笑)。

この記事をシェアする

漫画・コラム:きやゆか

介護福祉士
精神科病院に勤務する介護士。看護補助として働く。自己研鑽の院内研修を終了し、その後介護福祉士を取得。勤続10年を迎えてベテラン域に入り、責任のある立場に押し上げられ新人指導にもあたるが苦戦する毎日。家では夫と2人の息子、犬の世話に追われ、合間にイラストや漫画を作成する毎日を送る。

ハートページナビは、介護保険・介護サービス事業者情報誌「ハートページ」のWebサイトです。
ハートページ誌は、全国約70市区・約100万部を発行する業界最大級の介護情報誌。20年を超える歴史(2001年創刊)、カバーするエリアの広さ、発行部数、各自治体や連絡協議会と連携し制作された信頼性の高さで、介護に関わるみなさまより高い評価を得ています。
ハートページナビでは、介護情報を専門に扱うサイトとして、介護に関わる皆さまに必要な情報、役立つ情報などを掲載しています。

おすすめコンテンツ

メニューを閉じる