在宅で生活を続ける高齢者を支援する訪問介護のホームヘルパーが、新型コロナウイルスの感染リスクを下げるために気をつけるべきことは何か? 厚生労働省は7日、そうした留意点をまとめた動画の第2弾、第3弾をYouTubeの公式チャンネルに投稿した。【Joint編集部】
第2弾のテーマは「利用者とあなたの間でウイルスのやりとりをしない」。食事介助、口腔ケア、排泄介助といった個別のシーンごとに具体的な対策を解説する内容だ。ゴミ袋やクリアファイルを用いた簡易エプロン、フェイスシールドの作り方も紹介されている。
第3弾のテーマは「あなたがウイルスを持ち出さない」。サービスの終了後、利用者の住まいを出るまでの話で、例えば記録のつけ方やエプロンの脱ぎ方などが解説されている。
ヘルパー同士でラインなどでシェアすれば、現場で注意すべきポイントを短時間で共有できそうだ。厚労省は介護保険最新情報のVol.830で活用を呼びかけている。
第1弾も含めた3動画は全て、聖路加国際大学大学院看護学研究科などの協力で作られたもの。動画に登場する山田雅子教授は、「訪問介護職員の皆様方は、日頃より人々の生活を根こそぎ支えていらっしゃる貴重なお仕事だと心から感謝をして、教材を作ってみました」と語っている。
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