東京都医師会、介護施設に“PCRカー”を派遣 迅速検査へmobileチーム創設

東京都医師会・猪口正孝副会長 30日

東京都医師会は30日、介護施設で新型コロナウイルスのクラスターが生じた恐れのある場合などに対応するため、速やかに“PCRカー”を派遣して集中的に検査する「mobileチーム」を創設したと発表した。【Joint編集部】

現場などからの要請を受けて派遣する形で運用する。1台の“PCRカー”で1日に200人から300人ほどの検査が可能だという。

東京都医師会記者会見(令和2年7月30日開催)

猪口正孝副会長は会見で、「PCR検査を集中的に実施するかなり効果的な方法」との認識を示した。そのうえで、施設によってはスペースの確保が課題になると指摘した。

「広い庭などがあれば問題ないが、無いところも少なくない。そこで地域住民の理解を得られないケースがある」と説明。「PCR検査を行ったからといって、離れている方に感染することはまずない。地域住民の方にお認め頂けるとうまく働ける。是非ご理解を頂きたい」と呼びかけた。

提供元:介護のニュースサイトJoint

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