介護の現場では、男性介護士がよくモテます。圧倒的に女性が多いから……ともいえますが、理由はそれだけではないようです。
ポイントは、多くの男性介護職や看護職に共通したはある特徴かもしれません。
介護の現場では男性職員がよくモテます。
女性職員として嬉しいのは、力仕事を率先してやってくれたり、背が高いので棚の上の物を取ってくれたり。
女性だけでは不安な部分もあるので、男性がいるだけで心強く、とても頼もしく感じます。
私の働く精神科病院では職場恋愛や職場結婚もけっこう多く、男性職員は患者さまからも大人気です。女性病棟なので、余計にそうなのかもしれません。
男性職員が出勤している日は院内の雰囲気が違います。
患者さまの中には、女性職員の言うことはまったく聞いてくれないのに、男性職員が優しく話を聞くとすっかりご機嫌になる方も。
注射が大嫌いな患者さん、私が処置室に案内しようとしても梃子でも動きません。
看護師さんが待ってるので、「早くしてほしいな」とちょっとイラっとしてしまうことも。
苛立ってしまった自分も悪いのですが、それを感じとられてしまうのか、さらに拒否が強くなり……困っているところに男性職員が来て「処置室行こうよ」と声を掛けると、さっきまでの押し問答はなんだったのかと思うほどあっさりと注射を受け入れてくれます。
他には、想いを寄せる男性職員に話を聞いてもらいたいがために、その職員の出勤時にはほぼ必ず大声を出してアピールしたり暴れたりする患者さまもいます。
当事者は少し困っているようですが、ついかわいらしく感じてしまったりもします。
男性職員への手紙やプレゼントも日常茶飯事で、帰るころには両手いっぱいの贈り物が。プレゼントといっても閉鎖病棟で自己管理できるヘアゴムやシュシュ、折り紙など。
それでも「ありがとう」と笑顔で受け取る優しさが、男性の介護士や看護師がモテる要素なのかもしれません。
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