介護士が夜勤でゾッとした!病院であったちょっと怖い話【漫画】

介護士が夜勤でゾッとした!病院であったちょっと怖い話【漫画】介護士が夜勤でゾッとした!病院であったちょっと怖い話【漫画】

暑い夏、ちょっとだけコワ~イ怪談を少し。
病院には不思議な話がつきものですが、夜勤中の介護士と看護師もゾクッとする奇妙な体験をしました。
本当にあったちょびっと怖い話で涼んでくださいね。

病院の夜勤であった「これって…気のせい!?」

精神科病院の怪談話1/介護士漫画

精神科病院の怪談話2/介護士漫画

私が働く職場は、だいぶ昔からある病院です。そのため、不思議な体験をしたり話を聞いたりすることも多くあります。

夜勤中に経験した話を少し。

ある夜勤の日、夜中に女性の看護師さんと無駄話で盛り上がっていたら、「おい」と男性の声が。

職場は女性専用の病棟です。「あれ?男性はいないはずなのに?」と思いながらも、振り向いた視線は看護師さんと同じ方向。

でも誰もいないんです。

夜中にいる男性といえば当直の医師くらいですが、緊急時以外は病棟に来ません。
先生か他の病棟の男性職員が来たのかと思って、しっかり返事をしてしまうくらいはっきり聞こえたのですが……。

また、仮眠のために休憩室で横になっていると、廊下から車椅子をこぐようなキィキィという音が聞こえたり、天井近くの小窓を人影のようなものがスーッと通ったりも。

この出来事があったときは、自分で車椅子に乗ろうとして危ない患者さんが多かったので、夜間は鍵をかけた倉庫に車椅子をしまっていました。
なので患者さんが車椅子で廊下に出ることはありえません。

そのときは寝ぼけて「あ、車椅子か……」と思っていましたが、目が覚めて「そんなわけない!」と気付いてからは、もうドキドキ。

小窓も手さえ届かない高さなのですが、怖いので気のせいだということにしておきました。

また別の夜勤の日には、旧館のカーテンが揺れていたこともあります。

現在の病棟は新館にあり、旧館は老朽化のため立入禁止です。戸締りもして誰もいないはずなのに、カーテンがゆらゆら。
端が少しずつめくられて、まるで人が覗いているかのような……。

看護師さんと一緒に見たので気のせいではないはず。でも、これも見なかったことにしました。

夜勤中には他にも不思議なことがたくさんありますが、ちょっと怖いですし、すべて気のせいですませてしまっています。
でももし本当に霊だったら、ここまで無視してしまうのはちょっとかわいそうかもしれません(笑)。

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漫画・コラム:きやゆか

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漫画・コラム:きやゆか

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介護福祉士
精神科病院に勤務する介護士。看護補助として働く。自己研鑽の院内研修を終了し、その後介護福祉士を取得。勤続10年を迎えてベテラン域に入り、責任のある立場に押し上げられ新人指導にもあたるが苦戦する毎日。家では夫と2人の息子、犬の世話に追われ、合間にイラストや漫画を作成する毎日を送る。

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