記録を書いたりちょっとしたメモをとったりと、介護職にとってボールペンは必需品です。
ある介護士のお気に入りは0.7mmの3色ボールペン。しかもプチプラなもの。
「絶対プチプラ!」と心に決めたのは、ある残念な出来事があったからでした。
いまでは電子カルテが普及していますが、それでも仕事中にはボールペンをよく使います。
大事なことはもちろん、これくらい覚えていられるだろうという内容こそメモを取らないと、ふとしたときに慌ててしまうんです。
私が気に入って使っているのは0.7mmの3色ボールペン。インクの色は黒・赤・青に決めています。
食事量や排泄チェック、使ったオムツやクリーニングに出す汚れ物の数のチェックなどなど……日勤帯では黒、夜勤帯は赤と病棟ルールで使い分け。そこに紛れないように、自分用のメモなどには青を使います。
本当は細い方が書きやすいのですが、小さい字は先輩方に不評なのと最近は自分でも見にくく……、太めの0.7 mmに落ち着きました。
精神科では、患者さんの前でメモを取ったりしていると「悪口を書いている」「私の評価をしている」などと妄想をもたれてしまうことがあります。
そのため、患者さんに見えないよう、オムツ交換をしたあとに廃棄庫でチェックすることもあるのですが、急いでいるせいか、使用済みオムツの中にボールペンを落としてしまったことも何度か……。
また、記録を書いているときに呼ばれてそのままなくなっていたり、落として踏んでしまったり。せっかちな性格のせいなのでしょうか、ペンをダメにしてしまうことがけっこうあります。
高いボールペンを持つと後悔しそうなので、プチプラなペンにシールでデコってお気に入りを作っています。
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