母親から突然知らされた父の病気。
しかしこれは“思いもよらなかった事態”の一場面に過ぎなかったのです。
父のがん宣告は唐突でした。
こればかりはなかなか予測できるものではないので、どなたでも慌てることだと思います。
よくがんは遺伝する可能性もあるとは聞きますが、我が家にがんを発症した人間はいません。そのため、正直予想外でした。
当然、専門医の判断なので余命宣告も間違いではないのでしょうし、さすがに慌てましたね。
父は年齢も年齢でしたし、もともと気管支系の持病で長いこと通院していました。
通院時の血液検査で白血病が発覚したと聞いています。
母はある程度の覚悟はあったと思いますが、基本的に事象に対して深く考えすぎない性格なのであっさりしていました。
父は内面をあまり語らないところがあったので、どう感じたのかは分かりませんが、やはりショックはあったのだと思います。
もし僕が明日いきなり余命宣告されたら、現実感がなさすぎて深く考えられないかもしれません。
自分では健康体だと思っていても、専門家の診断を受けたらまったく違う診断をされることもよくある話だと思います。
私事ですが、あるとき体の震えがおさまらず、心理的なものだろうと思い込み心療内科に通院したのですが、おさまらずコップを持つのも大変になったことがあります。
おかしい……と思い、内科にてCT・MRIを受けても問題なし。
一通り検査しましょうとのお医者さんの助言に従い、血液検査もしたところバセドウ病が原因だと判明し、お薬を服用した瞬間に震えがおさまりました。
それ以来、専門医の判断の重要性を感じて健康診断にオプションをつけるようになりました。
早期発見が早期治療につながりますからね。
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