母親が入院し、父親は退院して在宅介護をすることに。しかしこれまで母に任せていたので右も左もわかりません。
そんなときにケアマネさんから一本の電話があり……。
入院中の父が在宅を希望したことから、僕が父の主介護者となる生活が始まりました。
しかしこれまで父の介護は母がしていたので、まず何をどうすればいいのか、ひたすら情報を検索する日々です。
その折、ケアマネジャーさんから連絡をいただきました。入院した母が父の介護について相談していた方とのことです。
母の入院や父の退院など我が家の現状を話すと、ケアマネさんが今後の介護の進め方についてサービス担当者会議を開催してくださることになりました。
地域包括課、介護用品のレンタル業者、訪問介護事業所の方とケアマネさん、そして僕が集まって、今後僕がどうしてくべきか、どんな手続きが必要か、などのお話しをさせていただきました。
介護サービスを利用するには要介護認定が必要なこと、そして父は要介護認定をすでに受けていて要介護2だったことを、このときに初めて知りました。それほど無知識の状態だったのです。
ケアマネさんの音頭によってケアプランが組み直され、お陰で今後の方針が固まりました。
当時の父は杖を使えば自分で歩行もできていたため、自宅から介護タクシーを利用して母の病院へ通院するという方向性が決まりました。
そして僕は仕事で日中留守にするので、看護師の方が週に2回、介護士の方が週に3回自宅に訪問するというケアプランにしていただき、土日は僕が様子を見ることに。
その当時、母はまだ救急病棟で経過観察中でした。基本的には病院におまかせしていたので、これで僕も何とか仕事を続けていけるな、と少し安堵したことを覚えています。
ありがたいことに、申請に必要な書類などの前準備もケアマネさんが先に進めてくださっていたことで、スムーズにサービス担当者会議を終えることができました。
僕一人なら間違いなく詰んでいたと思います。ケアマネさんからの「用がなくても愚痴を吐きに気軽にいらっしゃい」の言葉もありがたかったです。
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