2日、今年度の介護支援専門員実務研修受講試験の結果が発表された。【Joint編集部】
47都道府県の報告をJoint編集部が独自に集計したところ、今回は受験した5万4290人のうち1万2662人が合格。合格率は23.3%だった(*)。
* 集計は2日時点の速報値。今後変動する可能性あり。
受験者数は2年連続、合格者数は3年連続で増加した。前年度からの伸び幅は受験者数が7875人、合格者数が4462人。合格者数は4年ぶりに1万人超へ回復した。
合格率は前年度から5.6ポイント上昇。過去10年で最高の成績となった。23%台は2009年度以来12年ぶり。合格率が上がったため、合格者数は過去最少を記録した2018年度の2.5倍に増えている。
ケアマネジャーを目指す人は以前より大幅に少なくなり、最近では担い手不足の深刻化を懸念する関係者が多くなった。ここ数年は受験者数、合格者数ともに増加傾向。国の処遇改善策の影響も含め、今後の動向に引き続き大きな注目が集まりそうだ。
合格率を都道府県ごとにみると、愛知県が30.0%でトップ。以下、東京都、埼玉県が27.7%、広島県が26.3%と続く。最低の合格率は16.1%だった。
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