厚生労働省は22日、介護保険最新情報のVol.1070を発出した。【鈴木啓純】
「多機関・多職種連携によるヤングケアラー支援マニュアル」を紹介。全国の自治体に活用を促すとともに、ヤングケアラーと接する可能性のある専門職、関係団体などに周知するよう要請した。
厳しい環境に置かれているヤングケアラーをどうサポートしていけばいいのか − 。厚労省がそうした悩みに応えるマニュアルを発信中だ。副題は「ケアを担う子どもを地域で支えるために」。
マニュアルでは、ヤングケアラーの多様な状況、支援のポイント・流れ、本人や家族の意思確認、支援の基盤作り、関係機関の役割分担などを幅広く学ぶことができる。厚労省は今回の通知で、「ヤングケアラーを早期に発見して支援につなげるためには、福祉、介護、医療、教育といった様々な分野の連携が重要」と改めて強調している。
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