厚生労働省は26日、介護保険の給付費の動向などを明らかにする統計(介護給付費等実態統計)の最新のデータを公表した。【Joint編集部】
それによると、昨年度の費用額は11兆5139億円。前年度から3227億円(2.9%)増加し、制度開始からこれまでで最も多くなった。
昨年度のサービスの実受給者数は663万人。前年度から11万人増え、こちらも過去最多を更新した。
介護予防を除いた費用額の内訳は、施設サービスが約3.7兆円、居宅サービスが約5.0兆円、地域密着型サービスが約2.0兆円だった。
この費用額をサービスごとにみると、最も多いのは約2.1兆円の特別養護老人ホーム。次いでデイサービス、介護老人保健施設、訪問介護と続き、この4サービスだけが兆単位のスケールとなっている。
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