白血病の診断を受けた父は再び入院することに。
そんななか、入院準備中の母親が片頭痛をうったえます。
紅葉が色づきはじめたある日、僕は休日で昼過ぎまで昼寝をしていました。
電話が鳴りディスプレイをみると非通知番号。普段であれば、ただのセールスだろうとスルーするところです。
鳴り止まないため、受話器を取ってみると思いがけない連絡でした。
「お母さんが倒れた!」
僕の頭の中はクエスチョンマークであふれていました。午前中に普通に母と会話していたからです。
近所で家を建てた新婚さんにご挨拶とお祝い金を渡すため、僕が昼寝をする前に外出していきました。
思いだしてみると、母はゆるい偏頭痛がすると言っていました。もともとの偏頭痛もちで激痛でもなかったため、別段気にはしていない様子でした。
いつもと少し違うのは、頭痛薬を飲んでも鈍痛がとれないとのこと。
翌日には台風が本州を横断するとのニュースが流れていたので、その気圧の乱高下が原因ではないかと会話をした記憶があります。
母はこれまで家族を介護する人生を歩んできましたが、特に大病を患ったこともなく、しいていえば加齢による膝の痛みで定期的に通院していたくらいです。
なので受話器を取って「倒れた!」聞いたときは、段差でつまづいてこけたのか?程度に思いましたが、結果としては違ったわけです。
なぜ倒れたのかは次回お伝えしますが、高齢になれば自己診断ではなく、違和感があれば専門機関を受診すべきです。この出来事はそんなふうに強く思うきっかけになりました。
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