全国すべての介護現場に対する布製マスクの配布について、厚生労働省は当面のあいだ継続的に実施していく方針だ。【Joint編集部】
介護分野を担当する老健局の大島一博局長が13日の衆院・厚労委員会で、「今後は半年程度、月に1回のペースで続けていきたい」と説明。「次の発送は5月中に開始したい」と述べた。
新型コロナウイルスの流行に伴う深刻なマスク不足を受けて、厚労省は洗って繰り返し使える布製マスクの配布を決定。介護現場の全職員、全利用者を対象とするもので、第1弾のおよそ2000万枚の発送は4月15日までに終わらせていた。これを今後半年ほど続けるという。
厚労省は4月7日に閣議決定された緊急経済対策に、布製マスクの配布を更に展開していく計画を盛り込んでいた。大島局長は13日、「現場の皆さんが安心できるよう物資の確保に努めていく」と述べた。
関連記事
新着記事