【新型コロナ】厚労相、介護現場の検査拡充に注力 「現場と連携して進める」

【新型コロナ】厚労相、介護現場の検査拡充に注力 「現場と連携して進める」【新型コロナ】厚労相、介護現場の検査拡充に注力 「現場と連携して進める」

加藤厚労相:7月22日撮影

加藤勝信厚生労働相は26日のNHKの番組で、介護現場を対象とした新型コロナウイルスの検査の拡充を図る方針を重ねて示し、具体策の展開に力を入れる構えをみせた。【Joint編集部】

「ハイリスクの方、重症化しやすい方の感染の防止、早期発見がやはり非常に重要なポイントになる。そうした方が多いのは医療機関や高齢者施設」と説明。「PCRなどの検査をどのように進めていくのか、あるいは実際に感染者が発生した時にどう迅速に対応していくのか。こうした取り組みを更に進めていく」と語った。

介護現場での検査をめぐっては、安倍晋三首相が22日に「速やかに行えるよう具体的に検討していく」と言明していた。

ただし、現場の関係者からは不安の声もあがっている。職員の感染が発覚すると、人手不足が一段と深刻化する厳しい状況に陥る恐れがあるためだ。利用者が陽性となった場合、本当に速やかに入院させてもらえるのかという懸念も根強い。

加藤厚労相は番組で、「現場の皆さんとよく連携しながら取り組みを進めていく」と説明。保健所や医療機関の支援に引き続き力を入れる意向も示した。

また、西村康稔経済再生担当相は26日の会見で現状について、「高齢者の感染がじわじわと増えてきている。強い警戒感を持って注視している」と述べた。

あわせて、「ただ検査を増やすだけでなく、全体がスムーズにいくよう施策をパッケージで進めないといけない」との見解を表明。今週中にも専門家で構成する分科会を開き、今後の対策を改めて検討する考えも明らかにした。

提供元:介護のニュースサイトJoint

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