介護福祉士国試、EPA外国人の合格者が過去最多に 合格率46.2%

厚労省

厚生労働省は26日、EPA(経済連携協定)の枠組みで来日した外国人について、今年度の介護福祉士国家試験の結果を公表した。【北村俊輔】

今回も前回に引き続き、受験者数、合格者数ともに過去最多を更新。来日した人の増加が要因で、受験者数は対前年度比195人増の953人。合格者数は同103人増の440人だった。

合格率は同1.7ポイント増の46.2%となっている。日本人も含めた全体の合格率は71.0%。

第33回介護福祉士国家試験におけるEPA介護福祉士候補者の試験結果

日本人も含めた全体の結果はこちら

合格者を国別でみると、ベトナムの164人(合格率92.1%)が最も多い。インドネシアは146人(36.5%)、フィリピンは130人(34.7%)だった。

これまでに合格したEPA外国人の総数は1762人。日本と3ヵ国のEPAでは、介護福祉士の資格取得を目指す候補者について、最大4年間の滞在を認めている。ただ今回不合格だった候補者も、得点が一定水準以上だったなどの条件を満たす場合は、1年間の滞在延長が認められている。

提供元:介護のニュースサイトJoint

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